包装材の衛生基準

包装材の衛生基準は材質ごとに分かれています。例えば、瓶、金属、ゴムといった具合です。瓶や陶磁器については、重金属の混入が検査の項目となります。瓶はガラスが主流ですが、紙、プラスチック、金属も併用されます。その場合は、材質ごとにチェックするのが決まりとなっています。ゴム製品については、ゴムの含有量が50%以上の製品を対象としてチェックされます。特に念入りに調べられるのが、哺乳瓶や玩具の類です。言うまでもありませんが、乳幼児が使用することを前提としているからです。  ところでプラスチックであれば衛生面の問題が無いように思われますが、具体的にどのような基準が設けられているのでしょうか。プラスチックは石油から造られていますが、実は種類が豊富に存在しています。合成品ですから、製造方法や性質が全く異なるプラスチックが流通しているのです。プラスチックはモノマーからポリマーに合成するのですが、その過程で多くの添加剤を加えることになります。その工程が不透明ですから、プラスチックには下位分類が設けられ、それぞれの種類ごとに検査されているのが実情です。  プラスチックの中でも、当然ながら食品の包装に関しては、より厳格に安全性が検査されることになります。レトルト食品やペットボトル、自販機用品等もプラスチックの範疇として、同様に検査されます。例えば飲料水は大量に摂取されますから、微生物の混入があれば、社会的に大きな影響を与えてしまいます。そこで、耐圧縮強度、減圧強度、落下強度、熱封減強度、ピンホール強度等の項目が設けられ、細かくチェックされることになります。

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